【0歳・1歳】とにかく落としたい!を満たすポットン落とし

小さい子が道端で排水溝の溝部分に小さな石を落としている姿見かけたことはありませんか?小さい子は穴にポトンと落とすのが大好き。0歳でもこの感覚に夢中になって繰り返すことできます。

0歳、1歳の時期にこの動作を繰り返し行うことで、次の効果が得られます。

  • 目と手の協応動作が促進される
  • 手指が発達する

大人が対象物を手に取り、目的の場所に物を入れるということはすごく簡単なことですが、0歳,1歳にとっては「対象物を目で見て認識する」「対象物に触る」「対象物を持つ」「対象物を移動させる」すべてお仕事になります。

おうちにある物でポットン落としのお仕事をやってみよう

冒頭の写真はあいたミルク缶の蓋部分をカッターでくり抜いただけのポットン落としです。1歳なので、輪になった積木を落とせる形にくり抜いています。

何度かお手本を見せると、こっちを向いてニコッ。どんどん自分で入れていきます。このケースは、形、向きが合っていないと入れることができないので、難易度少々高めのもの。それでも、小さな手で一生懸命トライしながらどんどん入れていきます。この時の「できた!」はまさにシナプスの発達につながります。

いつ頃にできるお仕事?

目安は一人でお座りができて、にぎったおもちゃをわざと落とす動作が見られるようになったらお手本をゆっくり見せて興味深そうにジッと見る様子があれば進めてみると良いでしょう。

お手本は上記にあるひとつひとつの動きを丁寧に「見せる」のがポイントです。動きが早過ぎたり、お手本の仕方が都度違うと、真似することができません。子どもの様子を見ながらゆっくりお手本を見せてください。

手作りポットン落としのポイント

モンテッソーリ教具の特徴は「機能が一つに絞られたもの」であること。落とす物体と対応する穴が一つずつあり、見た目や機能をシンプルにすることが重要です。市販の型はめパズルより、単純なつくりでできる手作りの方がより教具の特徴に近づけて実践することができます。

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