集中力・自己肯定感など、良いことだらけのシール貼り

子どもたちに大人気のシール!昔からシールをペタペタ貼るのは定番の子供遊びですね。このシール貼りも、モンテッソーリ教育において大事なお仕事の一つです。

シール貼りの一連の動作とは

初めてお仕事に取り組む時に大事なことは、ゆっくりお手本を見せること。シール貼りに一連の動作についてひとつひとつ確認しておきましょう。

  1. シールを手に取る
  2. シールをはく離紙からはがす
  3. 狙ったところに貼る
  4. はく離紙を決まった場所に入れる

この一連の流れをゆっくりと見せます。この時、子どもがお手本に視線が追いついているか確認しながら行ってください。

貼るときに、もうちょっとこっちだよ、などの声がけは不要。まずは、剥がす、貼れた!ということだけでも達成感を味わっています。だんだんとハメたい、という欲求と手先の器用さが比例していきます。その時に、貼りなおしたい、ここじゃなかったのに!とムシャクシャしてしまう時も。台紙をクリアファイルに入れておくと貼り直しがしやすくなるので、様子を見ながら対応してみてください。

シール貼りを用意するときのポイント

1〜4の動きを繰り返すことで集中力も手先の器用さも高まります。モンテッソーリ教具の特徴は「機能が一つに絞られたもの」であることです。シールの形は丸を使うことで、向きを気にすることなく挑戦することができますし、色も一つに抑えることで作業に集中することができます。

作業自体が楽しくなって、発展させていく時には、色や置く場所に意味を持たせると楽しく取り組むことができますし、それ自体も手先の鍛錬につながります。

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